05.21

どんぐりクヌギの成長
グリーンサムな長女
長女が植えたどんぐり。
半年くらい経った春、まっすぐ芽が出ました。
紆余曲折あったものの、、、現在はこんなに大きくなってます。
樹高2m10cmくらいかなと思います。(ちゃんと測定していませんが)
幹もすっかり木らしくなりました。
紆余曲折って?
芽が出たばかりの頃、家族全員で喜び、毎日見守っていたら・・・
あるとき次男が葉っぱをすべてもいでしまったことがあったんです。
次男はいたずらでもいだわけではなく、庭の草取りのようなお手伝いの感覚でした・・・。
意気消沈してしまい、その後家族旅行に出かけ、帰ってくると驚きました。。。
なんと、先は死んでしまいましたが、その手前から2つの方向に伸び始めているじゃないですか。
家族で大喜びし、生命の力強さを感じ、再び観察をするようになりました。
その後も順調に大きく成長してくれて現在2mをこえる高さになりました。
どんぐりを育てて感じたこと
季節の変化を感じることができるようになる
このクヌギは大きな葉っぱが数枚のときでも、秋には葉が色づき、冬には枯れ、春に芽吹き、夏に青々と葉を茂らせていました。
毎日、目に留まるクヌギは、自分にとって世の中の季節を感じるための軸となりました。
庭にはイチジクやウメ、イチゴ、柿など食べられるものが多くあるのですが、それぞれの季節への応答を毎年比較しながら家族で季節の変化を話しています。
こどもの目線でどんぐりを考える
次男がはっぱをもいでしまったこと。
でも、新たに二方向に分かれて成長し始めたこと。
公園に家族で遊びに行ったとき、幹が太く立派な大きな樹がありました。
その樹は根元近くで二股に分かれており、それぞれがしっかりとした幹に成長しています。
その樹を見て、長女がこう言いました。
「この樹も小さいころ、葉っぱが食べられちゃったりしたのかな。」
日々の出来事を流さず、長女が体験したことを、自分なりに比較、解釈している様子が見てとれてとても嬉しく感じました。
なんというか、大人は子どもよりも合理的に生きることができるのでしょうが、子どもは大人よりも合理性がない分、いろんなことを自由に考えることができる、頭の柔らかさを実感しました。
子ども目線を知ると世界が明るく楽しくなる、そんな気がします。